【事前】12.26 江戸東京野菜 品川蕪品評会 2年ぶりに開催

更新日:令和3年12月20日

江戸東京野菜「品川カブ」の品評会「第8回品川蕪品評会」を12月26日(日)、品川神社(品川区北品川3)境内で開催する。

 品川カブは江戸時代に品川宿周辺で栽培されていた長カブの一種。長さ20センチメートルほどで見た目は大根に近く、主に漬物などに加工されていたが、明治以降は生産が減り文献上のものとなっていた。この品川カブを復活させたのが「東海道品川宿なすびの花」代表の大塚好雄さん。以降、幼稚園、学校、区民農園、菜園愛好家などに種子を配布し、生育指導を行うなど品川カブ普及に尽力している。

 品川蕪品評会は、平成24年に始まり、前回の平成30年は、開始以来最多の46団体・個人が出品。平成31年は不作で中止、令和2年は新型コロナ感染症拡大により中止となったため、今回は2年ぶり8回目の開催となる。審査は、収穫された品川カブの形や大きさ、葉の色や全体のバランスなどをチェックするほか、「小学校の部」では品川カブを育てた子どもたちが種まきから収穫までにがんばったことや工夫したことなどをプレゼンテーション。総合的に判定する。これまでは全ての部門を会場で一括品評していたが、今年は新型コロナウイルス感染症予防ために部門別に審査する。

 例年会場で振る舞っていた品川カブ入りの「品川汁」は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して中止となる。

【第8回品川蕪品評会】
令和3年12月26日(日)10時~正午 品川神社境内(北品川3)

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