品川区は、吸う人も吸わない人にも快適なまちづくりを目指し、4月20日(水)、大崎駅東口にコンテナ型喫煙所を開設する。

大崎駅東口周辺では、区が設置した露天型の屋外喫煙場所に対して、たばこの煙や臭いによる苦情が多く寄せられ、受動喫煙防止の配慮等から一時閉鎖していた。また民間事業者も、改正健康増進法および受動喫煙防止条例の全面施行や新型コロナウイルス感染症予防のため、会社内の喫煙所を閉鎖したため、路上での喫煙が増加するなどの現状があった。
これらの問題を解決するため、コンテナ型喫煙所を整備。独立した建物のため、 喫煙者と非喫煙者の接触をなくすほか、コンテナ内に喫煙室用脱臭機を設置し、喫煙所周辺への煙や臭いの排出を防ぐ。
また、同コンテナ型喫煙所の開設により喫煙場所が確保されることから、周辺におけるポイ捨てなどの環境改善にも期待する。
　
開設当日の午前11時半から30分程度、「たばこ等ポイ捨て防止・喫煙マナーアップキャンペーン」を実施。区職員や近隣町会長、周辺ビル管理者らと啓発ティッシュの配布を行う。

＜大崎駅東口コンテナ型指定喫煙所概要＞
住所：品川区大崎一丁目4番
建築面積：13.23平方メートル
利用人数：10人
開所日時：令和4年4月20日(水)正午
利用時間：午前7時～午後8時