ピカピカに生まれ変わった学び舎 品川区立鮫浜小学校 新校舎落成式

更新日:令和4年6月18日

明治9年開校の品川区立鮫浜小学校(東大井2-10-14)の新校舎落成式が令和4年6月18日(土)に行われた。
今年の9月で開校146年を迎える同校の改築工事は平成31年にスタートし、約3年4カ月の年月を経て改築工事が完了した。
 
人工芝の校庭には、100メートルトラックと50メートル直線走路を整備した。校舎には、1階の廊下に子どもたちの制作物や自由研究などの学習成果を広く展示することができる“鮫浜ギャラリー”や、学校と地域をつなぐ協働学習の場である“鮫浜ホール”を新設したほか、学校と隣接する京浜急行電鉄から見下ろせない屋上プールを整備。
また、品川区立学校では初となる、登校時に上履きに履き替える必要のない一足制を導入。普段の移動時間の短縮だけでなく、発災時などにスムーズに避難ができるなどのメリットがあり、子どもたちは登校時の靴のまま学校生活を行う。

式典では、和氣 正典副区長が、地元の方々や関係者らに工事期間中のご協力に関し感謝の言葉を述べるとともに、子どもたちに向かって、「新しくなった鮫浜小学校は、工夫のつまった夢いっぱいの学校です。毎年増えてきている友達と仲良くして、学校生活を思いっきり楽しんでください」と語りかけた。

続いて、6年生の代表児童が「毎朝、登校するたびに変わる景色にワクワクしていました。校舎の改築を通して、さまざまな職業の人たちが関わって、ようやく一つのことを成し遂げることができることを学びました。皆さんが作ってくれたピカピカの校舎で、楽しい思い出を作っていきます」と感謝を伝えた。

松本 覚校長は、「工事に携わった全ての方や、地域の方のご協力のおかげで、伝統をつなぎ、未来を展望することができる立派な校舎が完成しました。これからも地域の誇りである学校であり続けたいと思います」と話した。

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