「しながわ学びの杜特別講演会　池江美由紀　あきらめない『強い心』をもつために」を、令和4年7月27日（水）、スクエア荏原（荏原4-5-28）で開催した。

　区は、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」事業を展開している。
　今回の講座もその一環として開催し、講師は幼児教室代表・講師、東京経営短期大学こども教育学科特別講師の池江美由紀さん。池江さんは、リオオリンピックと東京2020大会で、競泳選手として出場した池江璃花子さんの母親でもある。

　講演では、池江講師が、約30年間にわたって子どもたちの指導に携わり、子どもたちの才能を引き出してきた自身の経験をもとに、本番力、人間力、何があってもあきらめない強い心をもつにはどうすれば良いのかを講演。
「ポジティブな言葉を使っていればポジティブな子どもが育つので、子育てを楽しむことが大事。そして人は何歳からでも学ぶことができ変わることができる」と語った。

　また、白血病と診断されたものの、病と闘い見事に東京2020大会に出場した池上璃花子さんとのエピソードを話し、参加者は真剣に話を聞いていた。

　講演を聞いた方は「いつも大きな愛で包みながらポジティブに子育てをした結果、今の池江璃花子さんがあるのだと感銘を受けた」と感想を述べていた。