新たな働き方でスペースの有効活用・業務効率化へ 戸籍住民課でフリーアドレスの実証実験を開始

更新日:令和4年8月8日

区は、新たな働き方の導入の可能性を検証するため、戸籍住民課戸籍届出係で固定席を持たない「フリーアドレス」の実証実験を8月8日(月)に開始した。

戸籍事務は関係法令が多く、自治体業務の中でも極めて専門性が高い分野で、効率的な人材育成や職員間での相談、複数の職員による審査が必要となる。
しかし、係内の席が固定されていることにより、窓口対応での経験などに偏りが生じていたこと、また、出張や日曜開庁による代休などによる空席がデッドスペースになり、職員間でのコミュニケーションが図りづらいことなどの課題があった。

そこで、戸籍届出係の全職員19人を4つのグループに分けフリーアドレスを行う“グループアドレス”方式の実証実験を開始。グループ毎に時間帯によって席と業務内容をローテーションすることで、最適な席で業務に取り組むことができるほか、常に隣席に同じ業務を行っている職員がいるため、効率的な人材育成やコミュニケーションの活性化が期待できる。

実証実験は、民間企業と共同で、11月30日までの約4カ月間実施予定。実験後はフリーアドレス導入の効果検証を行い、業務改善に生かしていく。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。
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