未然に防げ!特殊詐欺啓発活動始動

更新日:令和4年10月11日

品川区で、令和3年に発生(発覚)した特殊詐欺被害のうち約87.5%が高齢者被害であり、前年から30件増加している。近年増加している高齢者を狙った特殊詐欺防止を目的に、新たな啓発活動を令和4年10月11日(火)から実施する。

 区ではこれまで、AIを活用した「新型自動通話録音機」を導入。通話内容を解析し、特殊詐欺と疑われる場合などには、本人や親族など事前に登録した方に注意喚起メールを送信するAI型対策アダプタの設置補助や自動通話録音機の貸出などの対策を行っていた。

 今回の活動では、公益社団法人品川区シルバーセンターと4警察署(品川・大井・大崎・荏原)の協力のもと、職員らが注意喚起文の入った黄色いベストを着用して、ATM周辺を巡回。特殊詐欺防止の啓発チラシ入りウェットティッシュを配布し、幅広い世代に向けて啓発活動を行うとともに、携帯電話を持ってATMを利用しようとする高齢者へ声掛け活動も実施。必要に応じて警察にも連絡する。

 啓発活動に参加した職員は「いままでも詐欺被害については耳にしていましたが、ここ最近の被害件数の多さに、自分も何かしなければと思い参加しました。少しでも被害が減るように頑張ります」と決意を話した

 なお、品川区シルバー人材センターは、令和4年9月16日付で警視庁特殊詐欺被害防止アドバイザーに委嘱されており、本事業に従事する職員は、同日に行われた荏原警察署の講習を受講し同アドバイザー証の交付を受けた。

<日時>   
令和4年10月11日(火)~11月28日(月)
午前9時~正午、午後2時~午後5時

<巡回場所> 
 区内各所

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。
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