区長と中高生が身近なテーマで意見交換 「しながわ未来トーク」を実施

更新日:令和4年12月14日

区長と区内の学生が品川のまちづくりについて意見交換を行う「しながわ未来トーク」を、令和4年12月13日(火)に私立青稜中学校・高等学校(品川区二葉1-6-6)で実施した。

未来を担う若い世代に、区としての方針や考え方を伝えることで相互理解を図るとともに、区政運営の参考にするための意見を聴く「しながわ未来トーク」を令和元年度に初めて実施。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3年ぶりの開催となった今回は、森澤区長と同校のSDGs部の生徒66人が、ヤングケアラー・子ども食堂・ジェンダーという若い世代にとって身近な3つのテーマについてディスカッションを行った。

各テーマについて、森澤区長から区の現状や施策について説明した後、進行役を務めた青田泰明校長が順番に生徒を指名。生徒たちはそれぞれの考えや疑問などを発表し、森澤区長が応えた。

SDGs部では各テーマについて学習を深めており、ヤングケアラーについて大学の教授の話を聞いたり海外の事例を調べたりしていた生徒は、イギリスではヤングケアラー同士が楽しく集えるイベントを行っていることに触れ、「ヤングケアラーは社会的な課題だが、もっとポジティブな気持ちで、支援する体制をみんなで作ることが重要だと思う」と発言。また、子ども食堂へ複数回ボランティア行ったという生徒は「もっと気軽に利用できるよう、季節を感じるイベントなどを積極的に行っていくのはどうか」と意見を述べた。

森澤区長は「一つ一つの問題を重く捉えすぎず、もっと小さな、身近な問題として取り組んでいく必要があると考えています。行政としても、少しずつ具体的な解決策を用意できるよう努めていきます」と考えを話していた。

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