《全国自治体で最多数》脱炭素社会の実現へ 新たに「ZEB」認証を区有施設で取得

更新日:令和4年12月20日

 品川区では、品川区長期基本計画や総合実施計画に基づき、快適な室内環境を保ちながら年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減された建築物である「ZEB(ネットゼロエネルギー ビル)」や「ZEH-M(ネットゼロエネルギーハウス マンション)」の建設を進めている。

 都内公共建築物として初となる「Nearly ZEB」認証(※1)を取得した区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、令和4年5月に運用を開始し、エネルギー量の削減が順調に進んでいる。また7月に、八潮北公園管理事務所で「ZEB Ready」を、8月には、(仮称)西大井三丁目障害者グループホームで「ZEH-M Ready」認証を取得した。

 脱炭素社会の実現の向け、環境に配慮した施設整備をさらに加速させるため、新たに(仮称)北品川高齢者多世代交流支援施設において、「ZEB Ready」認証を取得した。

【(仮称)北品川高齢者多世代交流支援施設】
 北品川1-29-12(令和6年2月末竣工予定)
 外部に面する壁やサッシ等の断熱性能を高めるとともに、高効率の空調設備や太陽光 発電システムの設置により、設計段階で建築物のエネルギー消費量の58%削減を実現。

 区有施設の「ZEB」の認証取得は累計3施設となり、ZEBの先導的建築物のオーナーである「ZEBリーディング・オーナー」として登録されている自治体において、全国で最多の取得数(※2)となった。

 区は、今後も「ZEB」等の認証取得をはじめとした施設整備を継続していく。

※1 建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」による
※2 一般社団法人環境共創イニシアチブ ZEBリーディング・オーナー一覧による(令和4年11月末時点)

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