モンゴル高専から区内の企業へ IT分野における交流を新たにスタート

更新日:令和5年5月10日

品川区は、令和5年度より、モンゴル高専とのIT分野における人材交流事業を新たに開始する。

 区は、技術者不足に悩む区内中小製造業を支援するため、平成29年度より、モンゴル高専との人材交流事業を実施しており、これまで同高専の卒業生13人が区内中小製造業に就業している。
 令和5年度からは新たな取り組みとして、同高専に令和2年に設立されたコンピューター工学科の学生とのIT分野における人材交流事業をスタートする。

 5月14日から17日までの期間、区内IT事業者(五反田バレー企業等)3社がモンゴルを訪問し、同高専コンピューター工学科の学生・教員と交流。意見交換やワークショップを行い、日本で働くメリットや区内企業の魅力などをPRする。

 8月には、短期交流として、同高専コンピューター工学科の学生らを区に招待。区内IT事業者での技術指導や技術体験のほか、区と連携協定を締結している東京都立産業技術高等専門学校の学生との交流事業を実施する。また、区内製造業に就職している高専卒業生の体験談などを聞く交流会を設ける。

 モンゴル高専生と区内IT事業者をつなぎ、人材確保や技術者の育成、事業継続を支援する。

<短期交流事業>
1.日程
 令和5年8月21日(月)~ 28日(月)
2.対象者
 モンゴル高専のコンピューター工学科学生8人および引率教員2人
3.内容等
 ・区施設見学、五反田バレー紹介
 ・区内IT事業者(五反田バレー企業等)での技術指導および体験
 ・都立産業技術高専学生との交流事業(プログラミング実習) 等
 ・区内製造業に就職したモンゴル高専卒業生との交流会

 ※モンゴル高専について
 日本の高専をモデルに、国際的に活躍できる人材およびモンゴル国の発展に寄与する工学人材の育成を目指し、平成26年9月に3つの高専が開校。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。