「家庭で使わない食品 お持ちください!」フードドライブ常設窓口を設置

更新日:令和5年6月1日

品川区は、家庭で使いきれない食品(未利用食品)を、子ども食堂の運営などに活用するためのフードドライブ常時受付窓口2カ所を令和5年6月1日(木)に開設した。

 区では、食品ロスに対する認知度向上や幅広い世代に対し食品を大切に扱う意識の醸成を図るため、「SHINAGAWA”もったいない”プロジェクト」を展開しており、今回の取り組みもその一環。
 昨年度まで、フードドライブは年4回の定期受付や環境啓発イベントで実施してきたが、多くの方々からの受付機会の増加を求める声を踏まえ、常設窓口を設置した。開設する窓口は区役所内の環境課と、昨年5月にオープンした環境学習交流施設「エコルとごし」で、それぞれ営業日の午前9時から午後5時まで受け付ける。

 受付可能な食品は、お米・パスタ・乾麺・インスタント食品・レトルト食品・缶詰・お茶・コーヒー・調味料など。賞味期限・消費期限まで4カ月以上あり、未開封のものに限っている。

 環境課の担当者は「フードドライブにより、無駄になってしまう食品を有効活用するだけでなく、ご家庭等で食品の在庫やその賞味期限をチェックする習慣を作るきっかけにし、食品の買い過ぎや期限切れによる食品ロス削減につなげたい」と話している。
 
 窓口設置初日のこの日、環境課には野菜ジュースや缶詰など複数点、エコルとごしには5キログラムの白米2袋やカップ麺16個が届けられた。
 なお、昨年度は区内3カ所で年4回(各回1週間)のフードドライブを実施。合計6,825点、約1,897キログラムの食品の提供を受けた。

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