【事前】7.1 高齢者の積極的な社会参加をサポート 補聴器購入費助成事業を開始

更新日:令和5年6月30日

品川区は7月から、補聴器を購入した高齢者に対し、上限35,000円の助成を行う事業を開始する。

加齢による難聴で他人と意思の疎通が難しくなると、社会参加に消極的になり、フレイル(虚弱)や認知症のリスクが高まるといわれている。経済的負担の大きい補聴器購入費用の一部を助成し、補聴器を必要とされている方の背中を押すことで、高齢者の社会参加を促し、介護予防などにつなげることが目的。

助成の対象は、65歳以上で住民税非課税、聴覚障害による身体障害者手帳の対象とならない中等度難聴であることなど、複数の条件に該当する区民。

また、助成事業の開始に先立って、6月29日(木)に加齢性難聴に関する基本的理解と補聴器の活用や購入方法の周知を目的とした「耳の聞こえ講演会」を初めて開催。今後も、購入費助成事業と並行して、耳の聞こえに関する啓発事業を適宜行っていく。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。