特殊詐欺を未然に防いだ! ケアマネジャーへ感謝状 贈呈

更新日:令和5年7月19日

品川区大井在宅介護支援センターのケアマネジャーが特殊詐欺を未然に防いだとして、令和5年7月19日(水)に大井警察署から感謝状が贈呈された。

事件が起きたのは令和5年6月26日(月)、同センターの職員 齊藤さんが担当している利用者より、「区から還付金がある旨の連絡があり、さまざまな個人情報を伝えてしまった。また、今から職員を名乗る人が来るとの話があり不安になった」という電話があった。
至急、利用者の元へ向かい改めて事情を詳しく聞き、利用者より聞いた課が区役所にあるかを確認したが、存在しない課名だったため、詐欺と確信し、警察に通報した。
その後、駆け付けた警察官が、利用者宅の周りを徘徊している怪しい人物に声をかけ、逮捕に至った。

この日、在宅介護支援センターの利用者の前で感謝状を贈呈した大井警察署員は「皆さんも特殊詐欺かもしれないと感じたら、一人で悩まずに周りの人に相談してください。今回は、齊藤さんの迅速な対応で犯人を逮捕することができました。誠にありがとうございました」と齊藤さんの行動に敬意と感謝を伝え、齊藤さんは「利用者さんが一人で悩まずに連絡をくれたことがうれしかったです。今後も、利用者さんには、電話にはすぐには出ず、留守番電話にしておくなど詐欺被害にあわないための啓発を行っていきたいです」と話した。

区ではこれまでも、通話内容を解析し、特殊詐欺と疑われる場合には、本人や親族など事前に登録した方に注意喚起メールを送信するAI型対策アダプタの設置補助や自動通話録音機の貸出などで特殊詐欺被害防止の対策を行っている。
これからも啓発活動などを通じ、特殊詐欺被害防止を進めていく。

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