品川区は、中学生を除く15歳以上の全区民、約36万人を対象にした区民アンケートを初めて実施する。

アンケートは4項目10問。「自分らしく幸せに暮らしていくために、重要だと考えること」や「羽田新飛行ルートについて生活や暮らしの中でどの程度影響を受けているか」などについて、選択式と100字程度の自由記述式で区民の価値観やニーズを集める。郵送もしくはインターネットで回答可能で、調査期間は本日から8月31日まで。
結果については年代や地域などでクロス集計を実施し、12月ごろにホームページなどで公表する。

調査票は現在順次送付しており、8月中旬ごろまでに対象者全世帯に届く見込み。また、アンケートに関するコールセンターも本日設置した。
なお、区立学校の児童・生徒については、別途調査を行う予定。

森澤区長は去年実施された品川区長選挙で、区民アンケートの実施を公約に掲げており、今回のアンケートの実施について「区が目指している“誰もがいきがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川”の実現のためにも、区民の皆さまの声を今後の区政運営に反映させるため、ぜひ回答に協力をお願いしたい」と話している。