エコルとごしが「ウッドデザイン賞2023」を受賞

更新日:令和5年10月12日

品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」が、ウッドデザイン賞2023(主催:一般社団法人 日本ウッドデザイン協会)を受賞した。

 ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築や空間、活動等を表彰し、国内外に発信する顕彰制度。
 今回、「エコルとごし」は、施設での多様なシーンに応じて、木を生かして質の高いライフ&ワークスタイルを提案する「ライフスタイルデザイン部門」での受賞となった。

 「エコルとごし」は、緑豊かな戸越公園内に位置し、さまざまな視点で『地球環境』に向き合い、学習につなげる施設として、令和4年5月にオープン。公園の樹木との親和性をコンセプトに、内装材に木材を多用し、快適で健康的な室内環境を創り出している。
 また、都内公共建築物としては初となる、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「Nearly ZEB」認証を取得した、環境にやさしい建築物であり、木材による高い調湿性や断熱性から、環境負荷の低減にも期待している。内外装の木材には、多摩産材のほか、区と交流・連携のある6自治体を産地としたもので、地産地消や関係自治体の持続可能な森林の経営に貢献している。

 同施設では、木を使った各種環境学習イベントを多数開催し、区民の木材を通じた環境保全への関心の高まりにつなげている。また、本施設での木材利用をきっかけに、他の区有施設整備についても、積極的な木材利用を継続して推進している。

 これらの取り組みが評価され、今回の受賞につながった。

 区は今後も、積極的な木材利用を推進することで、持続可能な開発目標(SDGs)などの社会課題の解決につなげていく。

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