生後1カ月から親子を見守り!孤立を防ぐ「見守りおむつ定期便」を開始

更新日:令和5年10月16日

品川区は、見守り支援員が0歳児を養育する家庭を定期的に訪問する「見守りおむつ定期便」を11月から開始する。

 この事業は、育児をする養育者の孤立を防ぐことが目的。環境の変化や外出しにくい状況により孤独や不安感を抱えやすい0歳児家庭に対し、区が定期的に関わる機会をつくり、悩みを聞き取るとともに必要に応じて子育て事業や相談窓口などにつなげるアウトリーチ型の支援を行う。

 対象は令和5年4月1日以降生まれの0歳児を養育する全家庭で、所得制限は設けない。1歳の誕生月まで月1回程度、見守り支援員が家庭を訪問する。養育者および乳児と対面した際に、子育てに関する不安や悩みを聞くとともに、おむつやおしりふき、粉ミルクなど、養育者が選んだ3,000円相当の育児用品を渡す。
 見守り支援員は、保健師などの有資格者や、子育て経験者を想定。子育て支援や接遇など、区が指定する研修を受講後に訪問を開始する。

 本日から対象家庭に順次事業案内を送付。案内にはQRコードが掲載されており、電子申請にて申し込みを受け付ける。

 石橋 品川保健センター所長は「養育者の皆さんが、窓口などで相談するほどでもないと感じるような悩みも、訪問を通してしっかりと聞き取っていきたい。この取り組みを通して、品川区は安心して子育てができるということを実感していただきたい」と話している。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。