廃食油を電力に!冬の夜に光の桜が満開 目黒川みんなのイルミネーション2023開催中

更新日:令和5年11月10日

 目黒川みんなのイルミネーション2023」を、大崎・五反田エリアの目黒川沿いの歩道にて、令和6年1月8日(月・祝)まで開催している。

 このイベントは、目黒川みんなのイルミネーション実行委員会と品川区が同時開催。“ひと・企業・地域”と自治体が一体となり、街への愛着と誇りを育むとともに、街の景観資源を生かしたイルミネーションで、品川区の冬の風物詩として定着している。

 約38万球の“桜色LED”を使用し、両岸合計の点灯総延長は約2.2キロメートルで山手線内側では最大規模。LED電球を点灯する電力は、使用済みの食用油を回収・精製したバイオディーゼル燃料を使い100パーセント自家発電で賄っており、「回収・再生・利用」という区民参加のアクションによって「エネルギーの地産地消」を実現している。

 イベント初日の令和5年11月10日(金)には、五反田ふれあい水辺広場(東五反田2-9)で、点灯式を実施。森澤区長、同会委員長、御殿山小学校児童代表、大崎のご当地キャラクター「大崎一番太郎」、しながわ観光大使見習いの「ハタチの龍馬」が点灯ボタンを押すと、会場は桜色の光に包まれた。

 森澤区長は「多くの方に、このイルミネーションを楽しんでもらいたい」とあいさつをした。

 また、この日限定で「みんなのアップサイクルスポット」を設置。家庭で使い終わった食用油を持ってきた子どもは「私はこのイルミネーションが好きなので、自分も協力していると思うとうれしい」と感想を話していた。

【目黒川みんなのイルミネーション2023概要】
開催期間:令和5年11月10日(金)~令和6年1月8日(月・祝)
点灯時間:午後5時~10時
会場:五反田ふれあい水辺広場および目黒川沿道
目黒川みんなのイルミネーション公式ページ(別ウィンドウ表示)

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