【事前】12.2 区内一斉防災訓練を実施

更新日:令和5年11月27日

品川区は、令和5年12月2日(土)に、区内各所で令和5年度区内一斉防災訓練を実施する。
 大地震の発生を想定し、同一の時間帯に、区内のさまざまな場所で、防災関係者および区民が、それぞれの立場状況に応じた訓練を実施することで、防災に対する意識や災害時の行動力を高めることが目的。

 区内46カ所の区民避難所では、防災区民組織、区職員等による避難所運営訓練を実施。「名簿作成・避難者の受付」、「物資配給」、「避難者の動線確認」、「要支援者同行避難スペースの確認」、「ペットスペースの開設手順検討」、「本来(コロナ前)の避難スペース体験」等について訓練を行う。
 また、一部の区立の小・中・義務教育学校では土曜日授業の一環として、各校で実施している避難所運営訓練の見学等を行う。

 区役所では災害対策本部訓練を実施する。訓練に向けて、令和5年9月から11月にかけて計3回の調整会議を開催。震度7の都心南部直下地震が起こり、庁内各部において大規模な被害が発生したことを想定し、7日間のタイムラインに沿って、災害時業務の確認、必要となる人員の算定、長期的な活動体制の構築、通常業務再開時期の優先順位付けなどの「災害対応検討」を行った。

 検討結果を踏まえ、この日は震災発生から4日目を想定した訓練を実施。区長、副区長、教育長、各部長、職員、関係機関等、総勢約300人が参加する。区職員がプレーヤーとコントローラーに分かれ、関係機関と連携して行う「情報伝達訓練」、災害対応状況や通常業務再開時期等を報告・審議する「災害対策本部会議審議訓練」、災害時業務の手順を確認する「実動訓練」を行い、庁内各部で災害時に求められる対応の確認や、消防・警察・自衛隊等の関係機関との連携強化を図り、職員の災害対応能力向上を図る。

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