【事前】1.17 災害時の片付けごみ収集運搬を委託 資源回収業者と協定締結

更新日:令和6年1月10日

品川区は令和6年1月17日(水)に、資源回収を委託している品川区リサイクル事業協同組合カムズと「災害時における資源収集事業の取り扱いに関する協定」を締結する。

 大規模な地震等が発生した際に損壊家屋から排出される家財道具などの片付けごみは、区が公園等に設置する地区仮置場に区民自らが運び出すことになっており、そこから一次仮置場や処分場等への運搬は、区が担う計画となっている。しかし、災害により破損した粗大ごみを多く含むことから、通常の清掃車両では収集することが困難であるという課題があった。その解決のため、片付けごみを収集可能な普通貨物車・軽四輪貨物自動車を複数台所持し、運転手および資源回収職員を有している同組合との協定締結に至った。

 協定に基づき、平常時に資源回収業務を行っている同組合の人的・物的リソースを災害時の片付けごみ収集運搬に活用。既存の資源回収業務を一時的に停止し、発災直後から排出される災害時の片付けごみの収集運搬に切り替える。
災害時の片付けごみの収集運搬に特化した協定は全国的にも珍しい。

 同組合の永井栄一理事長は「非常時に品川区のために動くことは当然のことと思っている。大地震の際は、我々も被災者となっているが、可能な限り片付けごみの収集運搬に尽力していきたい」と話している。

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