新型コロナの対応を生かした感染症対策の充実へ 健康危機管理体制の基盤整備検討報告書が完成

更新日:令和6年3月19日

 品川区は、「新型コロナウイルス感染症対応の検証と健康危機管理体制の基盤整備検討報告書」をまとめた。

 新型コロナウイルス感染症が5類感染症となった今、今後の新たな健康危機管理に備えるため、これまで区が行ってきた新型コロナの感染拡大防止に係る各対策について課題の抽出、検証、評価を通し、区の健康危機管理体制を強化するための基盤整備の検討を実施した。
 区役所の各所属における新型コロナへの対応の記録を整理したほか、区内の医師会や医療機関、福祉関係機関へのアンケート調査および対面でのヒアリングを重ね、検討報告書の原案を作成。その上で、医師会や医療・消防関係者で構成された委員会において再度検討を重ね、外部識者の第三者点検を踏まえた報告書をまとめあげた。

 森澤区長は「本検証報告書はそれ自体で完結するものではなく、関係機関や区民の皆さまと一体となって健康危機管理の基盤を整備していくための礎であると考えている。今後、本検証を踏まえ、関係機関等とより一層の緊密な連携を図りながら、未知なる感染症等から区民の生命と健康を守るべく、強固な健康危機管理体制の構築を進めてく」と今後の対応について決意を話した。

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