東京都より21万食の寄託物資を受領

更新日:令和6年3月21日

 品川区は令和6年3月21日、災害時における食料品の供給を強化するため、東京都が保有する備蓄食料品のうち、21万食を東京都寄託物資として区の災害対策備蓄倉庫に受領した。

 令和6年の能登半島地震では輸送ルートが寸断されたことにより、支援物資が被災者へ届かないという課題が明らかになった。
東京都では地震災害時に自治体が備蓄するべき3日分の食料のうち、区が1日分、都が2日分を備蓄することとしているが、大規模な地震災害が発生した際には、道路の寸断等により、発災1日目に都の備蓄物資を区の地域内輸送拠点(物資集積場所)まで輸送することが困難であると想定される。

 今回、都と23区で協議し、2日目以降の物資をあらかじめ区の災害対策備蓄倉庫に寄託することが可能となったことをうけ、大規模に寄託物資を受領することにより、区は都の応援物資を待たずして、2日目の食料品を区の備蓄倉庫から供給し続けることができるようになった。

 発災時は、区が協定事業者と協力し、災害対策備蓄倉庫から区内52カ所の区民避難所へ輸送する。
なお、寄託物資は都が所有する物資であり、購入や入替は都の管理となり、区は倉庫(保管場所)を貸与するものである。


 【寄託物資の内訳】
 <食料>
  ・アルファ化米 210,000食

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