令和6年4月21日(日)、品川歴史館(大井6-11-1)が、約1年10カ月の休館期間を経てリニューアルオープンした。

同館は昭和60年に開館し、老朽化に伴う大規模改修工事を実施していたが「品川ライブミュージアム化」をコンセプトに展示内容を一新。メインとなる常設展示室には、11.6メートル×2.9メートルの大型スクリーンを設置し、縄文時代から現代まで品川の地で起きた様々な出来事を映像で楽しめる「品川歴史絵巻」を投影している。

また、常設展示室入口付近には、品川区の地形をあらわす模型にプロジェクションマッピングを映して、徐々に変わりゆく地形や時代の移り変わりを視覚的に感じることが可能。その他にも2階の「しながわナビ」では、品川区の5地区（品川、大崎、大井、荏原、八潮）別にタブレットで歴史や観光を紹介するなど、デジタル技術を駆使することで、歴史ファンはもちろん、子どもたちにも品川の歴史を身近に感じやすい内容に生まれ変わった。

オープンに先立ちテープカットなどのセレモニーを行った森澤 恭子区長は「リニューアルオープンした品川歴史館が、区外の皆さまにとっては、品川という土地について知っていただく機会になればと思いますし、区民の皆さまにとっては、品川区への愛着、誇りにつながればと思います」と話した。

【品川歴史館】
住　　所：〒140-0014　大井6-11-1　大井町駅徒歩15分、大森駅徒歩10分
開館時間：午前9時～午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日：月曜日（祝日の場合は開館し、次の平日に休館）、年末年始、臨時休館日
観覧料：一般100円、小中学生50円（区立小中学生は無料）
未就学児・70歳以上・障害のある方は無料
※特別展観覧料は別途設定
電　　話：03-3777-4060　FAX：03-3778-2615