品川区「避暑シェルター」61カ所 2カ月前倒しオープン

更新日:令和6年5月1日


 品川区は令和6年5月1日(水)、例年より約2カ月前倒しで「避暑シェルター」を開設した。開設場所は、地域センター、文化センター、児童センター、保健センター、シルバーセンターなど61カ所(前年度より2カ所増、シルバーセンター、高齢者多世代交流支援施設等は5月中旬開始)で、期間は9月30日(月)までの予定。

 令和6年4月1日に施行された「改正気候変動適応法」(気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律)に、自治体首長が冷房設備を有する等の要件を満たす施設を指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)として指定できることが盛り込まれていることを受け、区は約2カ月前倒し(昨年度は6月下旬に順次開設)で「避暑シェルター」をオープンすることを決めた。

 「避暑シェルター」である区有施設61カ所は、暑さをしのぐ一時避難場所として、気温が上がる日中に誰でも冷房の効いた施設で涼をとって過ごせる。「熱中症を予防して元気な夏を! 避暑シェルターで 涼しさ ひととき」と書かれた白いのぼり旗が目印(今年度は施設改修の終了した一本橋児童センターと、新設の北品川ゆうゆうプラザを新たに「避暑シェルター」に追加)。

 また、施設によっては、冷たい飲み物を用意しており、地域センター13カ所、保健センター3カ所では、期限が残り1年前後となった防災備蓄品の飲料水を提供し、消費期限切れを迎える前の有効活用を図っている。

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