「子育て世帯へのお米支援プロジェクト」全25児童センターでお米配布スタート

更新日:令和6年8月5日


 区は、「子育て世帯へのお米支援プロジェクト」に申込んだ児童・生徒の子育て世帯への米配布を、区内全25カ所の児童センターで令和6年8月5日(月)に開始した。本日5日が申込み最終日となるが、5日午前9時時点で、児童・生徒10,430人、米約20トン分の申請があった。

 本プロジェクトは、学校給食の無償化と併せて、学校給食の無い夏休み期間中にも米(区と連携協定を締結している福井県坂井市産)を配布する事業。小中学生がいる子育て世帯に対し、切れ目のない食の支援を行うとともに、アウトリーチ支援につなげることを目的としている。児童センターで手渡しする際に直接コミュニケーションを図ることで、学習の問題、あるいは家庭の問題など、早期発見や支援につなげていく。

 また、生成AIの分析結果を予算編成に活用する全国初の試みとなった「ウェルビーイング補正予算」の一事業であり、希望すれば小中学生1人につき米2キロを配布する施策で、当初は5,000人分、米10トンを準備していたが、予想を上回る反響となっている。

 配布初日に八潮児童センターを訪れ、米を受け取った中学1年生の女子生徒は「お米の消費が多いのでとてもうれしいです」と話し、別の小学生の保護者は「子どもが4人いて、一回の食事量がとても多いのでとても助かります」と話していた。

 森澤恭子品川区長 「区民アンケートの分析結果や子ども食堂からの話をもとに、給食のない夏休み期間中の食の支援を実施した。想定より多くの申し込みをいただき、改めて食の支援の重要性を感じた。今後も、今回の申し込みの状況などを分析して、次に繋げていきたい」

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