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災害級猛暑に「予備費」を投入 品川区独自熱中症緊急対策 ~区民の生命・健康を守るためスピード感を持って着手~
更新日:令和6年8月6日
今夏の災害級の猛暑に対し、品川区は「予備費」を用いた独自の熱中症緊急対策を令和6年8月6日(火)にスタートした。具体的には下記4本の柱で対策を実施する。
1.区役所総合窓口などで冷たい水、冷却パック、塩分タブレットを無償配布
ペットボトル飲料水は、今年度に期限を迎える災害時用飲料水の500mlペットボトル、約3万6,000本を優先的に活用し、冷水で提供。冷却パック、塩分タブレットは、応急処置を目的に配備。配布場所は、クーリングシェルター61カ所に加え、区立11図書館など計75カ所。
2.高齢者が熱中症を回避できる居場所として空調設備の整った区有施設を無料開放
シルバーセンター10カ所で、施設内の一室を終日開放。ゆうゆうプラザ4カ所では、地域交流スペースを活用し、暑さを避けて来所した方が休憩する居場所を提供。
3.熱中症警戒アラート等の発表時における屋外公園運動施設のキャンセル料を免除
熱中症警戒アラート等発表時、屋外公園運動施設のキャンセル料を免除。
4.暑さ指数31以上の場合、部活動・水泳指導を含む運動を原則中止
暑さ指数31を超えた際、区立学校での運動を原則中止とすることを周知徹底。
※予備費とは…災害時等に発生する予算外の支出に充てるために、一般会計予算に計上するように地方自治法に定められている財源。品川区においては、令和6年度当初予算に3億円を計上。近年、品川区が災害対策として「予備費」を活用した例としては、台風被害復旧費や新型コロナ感染症対策費がある。
<森澤恭子品川区長コメント>
今年の夏の猛暑は、過去に例を見ない記録的なものであり、まさに「災害級」であるとの認識の下、区予算に災害対策費として計上してある「予備費」を投じ、独自の熱中症緊急対策をスピーディーに実施することで、区民の生命と健康を守り抜いてまいります。
※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。