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音をからだで感じるユーザインタフェース「Ontenna」で楽しむ 品川区民芸術祭2024 ドリームステージ
更新日:令和6年9月1日
令和6年9月1日(日)、きゅりあん(東大井5-18-1)で、品川区民芸術祭2024 ドリームステージを開催した。
ドリームステージは“プロと区民の共演”をテーマに、区と品川文化振興事業団の共催で毎年秋に実施。今年は「Dリーグ」にも参戦しているプロダンスチームSEGA SAMMY LUXとその指導でテクニックに磨きをかけた区民がダンスパフォーマンスを披露した。
今回、区は来年11月に日本初開催となる東京2025デフリンピックの認知度向上に繋げるため、会場に啓発ブースを設置。来場者に音をからだで感じることができる機器「Ontenna(オンテナ)」の貸出しを行うことで、デフリンピックの周知を図るとともに、聴覚に障害のある方もない方も共に「音」を楽しみ、ステージの臨場感を体感できる機会とした。
「Ontenna」とは、髪や耳たぶ、襟元や袖口などに身に付け、振動と光によって音の特徴をからだで感じることができる、手のひらサイズのヘアクリップ状の機器。さまざまな音を256段階の振動と光の強さに変換し、音の特徴を伝達する。また、音源の鳴動パターンをリアルタイムに変換することで、音のリズムやパターン、大きさを知覚することができる。
機器を装着しステージを鑑賞した来場者は「聞こえてくる音楽に合わせて、振動でリズムを刻んでいるのがわかりました」と、また、聴覚障害のある来場者は「「Ontenna」を付けているほうがより伝わり、さらにダンスに興味が持てました。楽しかったです」と話した。
「Ontenna」は、令和6年11月3日(日)に開催する、まちぐるみ文化イベント2024「あつまれ!えばら」のスクエア荏原(荏原4-5-28)ひらつかホールでも活用する予定。
区は、共生社会の実現を目指すことを目的として、デフリンピック認知度向上事業に引き続き取り組んでいく。
※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。