株式会社コークッキングと食品ロス削減に向けた連携協定を締結

更新日:令和6年11月12日


 品川区は令和6年11月12日(火)、品川区立環境学習交流施設エコルとごし(豊町2-1-30)で株式会社コークッキングと連携協定を締結した。本協定は、相互の資源を活かし、飲食店の食品ロスの削減及び食品ロスの削減に対する区民意識の向上を図ることが目的。

 同社は、まだおいしく安全に食べられるのに食品ロスの危機に面している食べものと、ユーザーをマッチングする、フードシェアリングアプリ「TABETE」事業を展開する。「TABETE」は、飲食店や小売店が作り過ぎなどにより余ってしまった食品をアプリ上に出品し、料理を食べたいユーザーが気に入ったメニューを見つけて購入する仕組み。

  区はこれまでも、食品を大切に使ってくれている区内の飲食店や小売店を「しながわもったいない推進店」として認定するなど、食品ロスの削減とその普及啓発に関する取り組みを行ってきたが、今回の協定締結により更なる推進を図る。

【本協定による協力事項】
(1)品川区が実施する食品ロス削減の推進に関する取組の認知度向上に向けた取組
(2)区内事業者及び区民に向けた本連携事業に関する広報および普及啓発
(3)「しながわもったいない推進店」の登録促進および認知度向上に係る取組
(4)株式会社コークッキングが提供するフードシェアリングサービス「TABETE」を活用する区内飲食店の増加に向けた取組
(5)前4号に掲げるもののほか、両者で協議して定める事項

 この日の協定式で森澤区長は「相互に協力し食品ロス削減の実現に向けて、これまで以上に取り組んでまいります」とあいさつ。株式会社コークッキング 川越一磨代表取締役は「今回の協定をスタートに、品川区内での登録店舗を増やしていくことで、利用者の利便性を高めたい」と話した。

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