【12月3日】東京オリンピック・パラリンピック開催周知事業 「観戦ツアー第7弾 柔道」

更新日:平成30年4月16日

 12/3(日)、日本スポーツ界トップレベル競技観戦ツアー第7弾として、東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷1-17)で開催された柔道グランドスラム東京2017の観戦を行いました。

  組手争いをする朝比奈選手と素根選手

 

 柔道グランドスラム東京は、国際柔道連盟が主催する日本で唯一の柔道国際大会です。今大会はワールド柔道ツアーの一つでもあり、IJFポイント高得点獲得の注目大会。このポイント獲得をめぐり、熱戦が繰り広げられました。

※IJFポイントとは…競技者同士の実力を客観的に、かつ明確に評価できるという利点から2009年に「IJFポイントランキング制度(世界ランキング)」が導入された。

 

 男子100キロ超級決勝では、バルセロナ五輪95キロ級銀メダリストで元世界チャンピオンの小川直也氏を父に持つ、小川雄勢選手(日本:世界72位)が登場。リオオリンピックで金メダルを獲得したクルパーレク選手(チェコ:世界9位)と対決しました。

 試合は14分にもわたりましたが、クルパーレク選手に指導が2つ入ったことにより小川選手が勝利。柔道グランドスラム東京初出場にして初優勝を飾りました。


 女子78キロ超級決勝では、朝比奈沙羅選手(世界1位)と素根輝選手(世界20位)の日本人同士の対決となりました。お互い決めきれない展開が続きましたが、素根選手に指導が3つ入り、朝比奈選手が勝利。朝比奈選手はグランドスラム東京2連覇を飾りました。

 

 今回のツアーには、小中学生をはじめ、計28人が参加しました。ツアー参加者は、一瞬の隙をつき、相手の懐に潜り込み技をかける選手の俊敏さに驚きを隠せない様子でした。また、激しい組み手争いや投げ技の美しさ、寝技の上手さ等、世界トップレベルの技術を間近で見ることでき、刺激を受けたと語っていました。

 

グランドスラム東京会場入口 グランドスラム東京国旗掲揚の様子

 

グランドスラム東京会場内の様子 組手争いをする小川選手とクルパーレク選手

  

  激しく組み合う朝比奈選手と素根選手

 

 

 

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