しな助インタビューVol.6(中村 真也さん)

更新日:令和4年4月1日

しな助インタビューVol.6(中村 真也さん)

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、「東京2020大会」)に向けた、品川区独自ボランティア「しな助」!
今回、「しな助」の中心メンバーとして数多くのボランティアに参加されている中村真也さんに、インタビューをしました。



中村 真也さん
中村さんは熊本県出身。地震で被災したことからご家族と一緒に上京し品川区に住み始めたそうです。
料理人をされている中村さんは仕事のお休みが合う限り、たくさんのイベントで活躍してくださっています!
お気に入りキャラクターはビーチュウ。

しな助に応募した理由、きっかけは?

私は約2年前に品川区に引っ越してきて近くに友達もいない状況で、とにかく人とつながれる場所が欲しかったんですよね。
それと東京2020大会に何かの形で参加して楽しみたいという気持ちもあって、オリンピック・パラリンピック関連のボランティアをやってみようと思ったんです。
インターネットでいろいろ調べたのですがフィールドキャストなどは活動日数や拘束時間も長く、仕事をしながらでは難しそうだなと思って、そうしたら品川区にしな助というボランティアがあると知って応募しました。
しな助の活動を通じてたくさんお友達もできましたし、これまでにもいろんな活動ができたので、しな助をやってよかったなと思っています。

 

しな助でどんな活動をしましたか? 活動してみてどうでしたか?

一番印象に残っているのは2018年の「OZ」です。しな助が初めて活動したイベントだったのでみんな手探りでしたよね。
私は知り合いもいない状態で、現地で説明を受けるまで何をやるのかもわからずに会場に行って。あの時はしな助の初稼働で、イベント運営スタッフもしな助も同じTシャツを着ていましたから、誰がしな助メンバーなのか見分けもつかなくてね。
その後しな助のユニフォームができてわかりやすくなりましたね!みんな不慣れな中でも、それぞれ会場の整理や配布など動き始めてみると、家族連れなど来場者のみなさんがイベントをとても楽しんでくださっている様子が見えて、うれしかったんですよね。
自分たちも活動しながら楽しい気持ちを共有できるのが、すごくいい体験だなと思って、よく覚えていますよ。

 

ボランティアで楽しかったこと、やりがいは?

ボランティアをしながら、知らなかったことを見たり聞いたり、経験できることが楽しいですね。
ウィルチェアラグビーのボランティアでは初めてウィルチェアラグビーを見て車椅子でタックルする迫力と音に衝撃を受けました。「伝統の技と味/しながわ展」で見た職人さんの技もすごかったですね。びっくりするような素晴らしい技術を見て知ることができて、本当に感動しました!
私は山を走るのが好きで熊本にいた時には森林ガイドのボランティアをやっていたのですが、活動場所や内容は違っても、自分の知識や得意を活かして、それを共有して楽しむということはどんなボランティアでも共通したやりがいだと思います。

 

3競技を見てどうでしたか?

ブラインドサッカーがあんなに激しい競技だとは思いませんでした。もっとゆっくり動いて、選手同士の接触などもない、穏やかな感じなのかと思っていましたが、スピードも速いし、選手同士が当たり合うし、衝撃的でした!
自分が競技を見て知ったことやすごいと思ったことを周りの人に伝えていくのもしな助として誇らしい活動ですよね。

ボランティアをやってみようか悩んでいる方に対してメッセージを!

東京2020オリンピック・パラリンピックの限られた期間、できるだけ楽しんだ方がいいと思います。
もし興味を持っていて、まだ応募していない方がいたら、こんなチャンスはありませんよ!とお誘いしたいです!
自分が住む都市でオリンピック・パラリンピックが開催される、またとない時間・経験を共有して楽しみたいと思いますので、応募のボタンを押してほしいなと思います。



お問い合わせ

スポーツ推進課スポーツ振興担当
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