葛原神社のボダイジュ

更新日:令和6年12月3日

葛原神社のボダイジュ

天然記念物9_葛原神社のボダイジュ.JPEG

種別  天然記念物  
指定番号  第九号
所在地  荏原6-2-13 葛原神社
指定年月日  昭和53年2月14日
見学  可
詳細  本樹は四本立てで、根周り三・五、樹高一八・〇(以下、単位メートル)で、四本に分かれている。幹周り(1)一・二五、(2)〇・五三、(3)〇・六三、(4)〇・八五、推定樹齢百四十年~百五十年である。
 本樹は、旧中延村持の葛原神社(妙見社)の境内にある。この付近は、中延村の旧家鏑木家が開拓した地域で、葛原神社は、この鏑木家の氏神であった。葛原の名は、鏑木家の祖とされる平氏の始祖、葛原親王(桓武天皇の第三皇子)の名に由来する。
 妙見社は、日蓮宗で妙見菩薩を本尊として信仰されていたところから、仏教に関係のあるボダイジュが植えられたと思われる。この種の樹木としては、数少ない立派なものであり、環境にも恵まれ、樹勢も盛んであり樹姿も美しく貴重である。三十年程前の台風で頭部が折れたのは残念である。
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