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渋川春海墓(追贈記念塔を含む)
更新日:令和6年12月3日
渋川春海墓(追贈記念塔を含む) | |
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種別 | 史跡 |
指定番号 | 第六号 |
所在地 | 北品川4-11-8 東海寺大山墓地内 |
指定年月日 | 昭和53年11月22日 |
見学 | 限定で可(15時まで公開) |
詳細 | 幕府の初代天文方に任じられている。春海は、幕府碁師、安井算哲の子で京都に生まれた。一四歳で父の跡を継いで碁所を勤め、二代目算哲といった。元禄十五年(一七〇二)姓を渋川と改めた。若くして、国史学、神道を学ぶと共に、天文学にも長じ、貞享元年(一六八四)に、これまで使用されていた宣明暦の改暦を幕府に建議し、新暦(貞享暦)が採用され、翌年から実施された。正徳五年(一七一五)七十七歳で没している。 墓の規模は小さく、総高ーー七・〇センチメートルで、後世に補された三段の台座部分を除くと、五六・〇センチメートルである。 昭和三十八年(一九六三)の移動の際に、当時の日本国有鉄道(今のJR)と寺とが協力して整備し、現在は整然と配置されている。 明治四十年十一月十五日に従四位が追贈され、その旨を記した石碑(追贈記念塔・局さ七三・〇センチメートル)が、墓石の脇に建てられている。 |
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