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日蓮消息文(上野女房御返事)
更新日:令和6年12月3日
日蓮消息文(上野女房御返事) | |
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種別 | 有形文化財(書跡) |
指定番号 | 第二号 |
所在地 | 南品川2-8-23 天妙国寺 |
指定年月日 | 昭和58年3月12日 |
見学 | 不可 |
詳細 | 紙本墨書、軸仕立。日蓮の真筆として伝えられ、信仰の対象となつていた資料として貴重である。 「一切衆生ハ三界六道の無量の国々へ生れしかとも、妙法花経の国ニ不生あり。若しは適難受人身、未弘流布の国ノ行者卜生させ給し、現当二世の願、もよりすき候、恐々、あなかしこ。二月十日日蓮(花押) 上野女房こへんし」がその全文であり、日蓮聖人が上野(山梨県中巨摩郡櫛形町)に住んだ南条時光の夫人(?~一三二三)に宛てたとされる書翰である。 この消息文に付属する巻子本には宝永八年(一七ーー)身延山久遠寺の日亨をはじめ、京都妙顕寺日啓・同本圀寺日達の鑑定状を収め、裏に元文二年(一七三七)京都西村九兵衛(現在の書店法蔵館の先祖)の京都妙満寺日暹ら宛の売渡状が貼ってある。 |
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