本覚寺石造庚申供養塔

更新日:令和6年12月3日

本覚寺石造庚申供養塔
              
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種別  有形民俗文化財  
指定番号  第六号
所在地  南品川1-10-11 本覚寺
指定年月日  昭和55年3月11日
見学  可
詳細  天台宗本覚寺にあるこの庚申塔は、寛文八年(一六六八)に造立されたもので、大型塔の板碑型・安山岩の塔である。元は、本覚寺正面の門を入った所に建てられていたが、現在は境内奧に移動されている。
 正面に青面金剛の立像と邪鬼・三猿が刻まれ、下方に宇田河甚兵衛外五名の寄進者名が読み取れる。また、人名中央に本覚寺と刻まれているので、この塔は本覚寺本来のものであることが考えられる。伝承によると、この塔を中心として「庚申さまの縁日」があり、店が立ち並んだことがあったという。
 型も整い保存も良いこの塔は、彫刻に古様が見られ、旧南品川宿の初期の庚申信仰の類例を示す一つの史料として価値が高い。
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