妙蓮寺典籍

更新日:令和6年12月3日

妙蓮寺典籍

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種別  有形文化財(典籍)  
指定番号  第二号
所在地  南品川1-1-1 妙蓮寺
指定年月日  平成4年3月10日
見学  不可
詳細  現在、単立法人になっている恵日山妙蓮寺は、元は、京都妙満寺末の顕本法華宗の寺であった。寺伝によると、長享元年(一四八七)、日遵を開山に創建したとされている。
 史料的に、その存在が確認できる時期は、享禄三年(一五三〇)の「某禁制写」に妙国寺・本光寺と共に禁制をかかげた一寺として登場している。
 妙蓮寺には、享保年中(一七一六~一七三六)より明治に至る間に成立した写本・稿本類一七点(典籍ーー点、文書類六点)が所蔵されている。写本・稿本類は、隣接する本栄寺(現在日蓮宗、元顕本法華宗に属し本光寺の末寺)の先住であった吉田義琢の所蔵本が、当寺に受け継がれたものである。
 典籍の中でも、『宮谷檀林玄能、能化、歴代本山法主記』のように、現在では孤本となっているものもあり、顕本法華宗の宗門研究にあっては貴重な史料である。
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