職員防災訓練

更新日:平成18年11月6日

防災訓練画像
11月6日、品川区職員およそ400人が参加して、直下型地震が発生した想定のもと、迅速な初動活動態勢を整えるための訓練を実施しました。

今回は、午前8時に東京を震源とするマグニチュード7と推定される直下型地震が発生したことを想定し、災害対策本部を設置し「品川区地域防災計画」に定められている各役割に応じて訓練を実施しました。

各地域センターには職員が徒歩などで参集し、備蓄した毛布などをリヤカーに乗せて学校に搬入。10校の学校避難所を開設する訓練を実施しました。

濱野(はまの)区長も、学校避難所を視察し、仮設便所や昨年度設置した受水槽の水の流出を食い止める弁など、避難した区民がより快適に過ごすための設備などを確認しました。

また、西大井広場公園では、職員と平成15年度から参加している品川建設防災協議会およそ100人が、道路を塞いだ倒木や家屋の撤去作業、ごみの搬出作業、負傷者の救護訓練、消毒液の噴霧訓練などを行いました。

庁内においては、ケーブルテレビ品川の協力を得て、無線により現場から送られた情報をCATV回線を使って区民に届ける訓練を実施しました。

濱野(はまの)区長は「実際に大地震が発生した時に、区民が求めるのは情報。どこでどんな被害が起こっているか、どこに行けば物資が手に入るか、知人の安否など、どのように伝えていくかに力を入れたい」と講評しました。