第6品川区キンボール交流大会を開催

更新日:平成18年11月23日

第6品川区キンボール交流大会を開催
11月23日、区立戸越体育館を会場に、子どもから高齢者までみんなで1つの大きなボールを追いかけ、誰もが心を通わせることができるふれあいスポーツ、コミュニケーションスポーツとして話題となっているニュースポーツ「キンボール交流大会」が開催されました。

主催は、品川区体育指導委員会(島本光男会長)、区教育委員会が後援。品川区体育指導委員会は、長年、地域における生涯スポーツの推進に貢献し、ニュースポーツの普及にも取り組んでいます。同委員会には、キンボールの指導や審判のできる委員も多数いて、東京都でも中心的役割を果たしています。

出場チームは、小学生11チーム、一般13チーム(中学生2チームを含む)、港・中央・荒川・豊島・文京区から参加の特別チーム6チームで、過去最多の計30チームが参加しました。

試合は、4人1組で構成された3チームの対戦で、直径122センチ、重さ1キロのピンクのボールを落とさないように追いかけ、得点を競うゲームで、プレーする姿がとても印象的。「オムニキン、ピンク」のかけ声で、グレーチームがボールをヒットし、ピンクチームがレシーブできなければ、グレーチームのポイントになります。3チーム一緒にプレーするので、駆け引きやスリルが満載。各チーム3試合ずつ予選を戦った後、上位3チームで決勝を戦いました。参加者は、「うまくできて楽しかった」、「初めてプレーしたが、これからも続けたい」などの感想を話しました。

キンボールは、1986年、カナダの体育教師が、若年層が無気力で他人事に無関心であることに危機感を抱き、「生きる喜びなど感動の共有や協調性を高める」ために生み出したスポーツです。以来、カナダはもちろん、アメリカでも多くの学校(5千校を超える)や地域で採用され、現在、日本やベルギー、フランス、ドイツなどのヨーロッパにも広がり、5百万人以上の人々が楽しむワールドゲームに発展しています。日本でも、子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツとして普及してきて、最近では、中高年向けのニュースポーツとしても注目されています。