「品川区いじめ撲滅キャンペーン」を実施

更新日:平成18年11月27日

「品川区いじめ撲滅キャンペーン」を実施
11月27日、品川区では、区独自のいじめ問題に対する徹底した取り組み、「いじめ撲滅キャンペーン」を開始しました。期間は、12月25日までです。

子どもたちが自らの命を絶つということは、理由のいかんを問わずあってはならないことであり、いじめは被害者・加害者を問わず、どの子どもにも、どの学校にも起こり得ること、更にその背景には、家庭や社会の変化、人間関係の希薄化など様々な要因が絡み合っていることを学校と家庭が十分に認識する必要があり、それぞれのケースにおいた最善の方策を迅速に行わなければならないため、区教育委員会では、「児童・生徒自身が、いびつな人間関係が原因で、一方的にプレッシャーを感じている状態」であれば、いじめの可能性があるものと判断。すぐに指導・対応するように学校に指導しています。

今回実施する「第1回品川区いじめ撲滅キャンペーン」では、いじめ根絶に向けた取り組みについて、子どもたちに向けて発信するだけではなく、保護者や地域を巻き込んだ大きな運動となることを目指し、全公立小・中学校(小中一貫校1校、小学校39校、中学校17校)で取り組みを行います。

キャンペーン実施期間:平成18年11月27日(月)~12月25日(月)

主な取り組み:

<全区的な取り組み>

1. いじめ対応臨時研修会(全教員対象)

2. 全児童・生徒対象を対象に区独自の「教育相談アンケート」および個人面談

3. 教育相談アンケートに基づく指導および事例報告 ほか

<各学校の取り組み(学校ごとに計画)>

1. 全教員校内研修

2. 教育相談室開設(毎日)

3. スローガン作成や横断幕の掲示 ほか

<PTAとの連携>

1. 校内「心のパトロール」の実施

2. 地域健全育成運営協議会の開催 ほか