公園安全点検ボランティア「あるある点検隊」発足

更新日:平成18年11月30日

あるある点検隊の画像
11月30日、品川区が公募した区民による公園安全点検ボランティア「あるある点検隊」が発足し、しながわ中央公園で、品川区職員と遊具施設会社日都産業(株)の社員から安全点検のポイントについて講習を受けました。

「あるある点検隊」は、区民参加型による公園の安全点検ボランティアで、本年10月に公募。28人の点検隊員が登録しました。これは、利用者の目線を持って公園の施設を点検してもらうことで、より公園を安全で身近かなものと感じてもらい、利用者の視点を公園の管理運営に活かせればと実施したもので、23区では初めての試みです。

今日は、遊具に触れてみる、揺らしてみる、ハンマーなどで遊具の根元をたたいて音を聞いて確かめるなど、安全確認方法を学んだ後、幼児視野体験めがねを掛けて子どもの視野の狭さを体験しました。このめがねは紙製の箱のような形をしており、大人の視野は左右150度、上下120度に対して、子どもは左右90度、上下70度しか見えないことを知り、子どもの目線で改めて公園の中を見てみました。

点検隊員は、めがねを掛けてしゃがんだ低い位置から公園の中を見回し、ガラスなどが落ちていないか、また、遊具に触れてねじの緩みや腐食などの危険はないか、便所などの死角に子どもが入り込んでいないかなど点検し、日常点検表に記入して、品川区道路公園課に報告します。品川区は、これらの報告を公園の管理運営に活かしていきます。