区民が選んだ「マイスター店」を支援

更新日:平成18年12月12日

マイスター店認定証授与式画像
12月12日、区民が投票で選んだ商店を、区が推奨する「マイスター店」として認定し、区役所で、濱野健区長からひとりひとりにエンブレムが授与されました。

これは、今年度からの新規事業で、魅力のある個店、やる気のある個店にフォーカスを当て、個店をサポートしていくことで、商店街全体の活性化を図ることが目的。行政が個店を支援することは珍しいことです。

「しながわの一番店発見プロジェクト」として行ったこの事業は、本年6月に区内の商店を対象に参加店を公募。応募した約300店から、地域性や業種を考慮し、審査会が163店に絞り、9月に広報紙で発表。区民に投票を呼びかけました。

投票は投票用紙やインターネットを使って行われ、約50000票が集まりました。また、学生などで構成したモニターが各店舗を調査し、投票と調査内容を元に審査会が審査し、40店が「マイスター店」として認定されました。

エンブレムを受け取った受賞者は「エンブレムは重たいね。どこに飾ろうか」などと笑顔で談笑し、喜びを噛み締めながらも、これからの責任の重さも感じているようでした。

審査員のひとりである湘南マーケティング研究所代表の横田さんは「マイスターのマイはお客様のMY。何がお客様に評価されたかもう一度噛み締めて磨きをかけ、商店街の核となってほしい。マーケットはまだまだ伸びます」と受賞者を激励しました。

品川区は、区民に選ばれた40店に対して、広報紙で紹介するほか、区施設や郵便局へのポスター掲示、ホームページの紹介、ケーブルテレビ品川の番組放送、3月27日に行われる大商業祭に出店するなど、様々なメディアを通じて広告宣伝を図っていきます。

また、次の推奨店になることを目指し新たな魅力づくりに取り組む、潜在力を秘めた個店を対象に専門家等を招き講習会を開催し、来年のマイスター店を目指してもらうことにしています。