しながわ水族館に氷の妖精“クリオネ”登場

更新日:平成19年1月24日

クリオネ画像
しながわ水族館で特別展示「氷の妖精クリオネ~クリオネと冷たい海の仲間たち~」が、5月7日(月)まで開催されています。

クリオネ(和名:ハダカカメガイ)は厳冬期、流氷とともに北海道の北部にやってくる巻き貝の仲間。翼をつけた神秘的な姿から“氷の妖精”とも呼ばれます。大きくなると3~4cmに成長し、体色は半透明で殻はありません。現在展示中のクリオネの一部は昨年5月まで同水族館で展示され、期間終了後も慎重に水温管理された水槽で大事に飼育されてきたものです。

クリオネの他にも北の海に棲む生き物たちも紹介されています。東シナ海北部、東部から北海道、オホーツク海に棲息するフウセンウオは、丸い体とユーモラスな顔つきで愛嬌たっぷり。その他、外敵が来ると飛びはねるように泳いで逃げるホタテガイ、ケガニなどが展示されています。

展示初日の1月24日は親子連れ、若いカップルなどで賑わいました。始めてクリオネを見たという子は「すごくちいさいね!」と驚きながらも見とれていました。