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認知症ケア専門コース研修発表会

更新日:2007年6月4日

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品川区では、高齢者のケアスタッフを対象に認知症専門研修を行なっています。

これは、在宅・施設介護に関わる区内185ヶ所の事業所で働くケアスタッフ約600人を対象に、認知症の理解を深め、認知症高齢者のケアの質の向上を図ることを目的に平成17年度から行っているもので、今年が2回目です。

研修は2コースで、3年間で全スタッフが受講できる基礎コースと、ケアチームのリーダー層を育成する専門コースがあります。基礎コースについては、研修経費を品川区が全額負担しています。

2月23日(金)は、品川介護福祉専門学校を会場に、リーダー育成コースの成果発表会がありました。

リーダー育成コースは、全体研修、施設内での問題提起やディスカッション、講師の施設訪問を複数回組み合わせて行なっています。講師は、東京都グループホーム連絡会事務局長、大起エンゼルヘルプの和田行男さん、認知症介護研究研修東京センターの永田久美子さん。

今回は、区内9施設(特別養護老人ホーム7、老人保健施設1、ケアホーム1)のケアリーダーが、自分の施設のケアについて見直し、利用者本位のケアについて、1年間かけて改善、取り組んだ内容を発表しました。

「団欒のスペースづくり」「昼食ゆっくりプラン」「ゆったり入浴」など日常生活面の変化や、その人らしさを大事にし、情報を共有化するための「できる探しの旅」など、それぞれの施設で工夫した成果を、研修生や区高齢者福祉課関係者、施設管理者などの前に発表しました。

各施設によると、この取り組みにより、施設職員の意識が変化し、「集団ケア」から、個人と向き合い、その人らしさを大事に、できることを見守る「個別ケア」の姿勢に転換してきているとのことで、利用者にも、自分から配膳を申し出たり、自発的に会話ができるなどの変化が生まれているということです。