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八潮地区小中一貫校(仮称)が都立高専と連携

更新日:2007年6月4日

八潮地区小中一貫校(仮称)が都立高専と連携
3月1日、品川区教育委員会と東京都教育委員会は、品川区立八潮地区小中一貫校(仮称)と都立産業技術高等専門学校が連携した「ものづくり教育モデル」プログラムを開発・実施するための基本協定を締結しました。

品川区では、平成20年度に八潮地区にある小中学校5校(八潮南小学校、八潮小学校、八潮南小学校、八潮中学校、八潮南中学校)で、八潮地区小中一貫校(仮称)を開校する予定です。昨年度より八潮地区小中一貫校(仮称)の特色ある教育活動の具体的な検討の中で、近隣にある都立産業技術高等専門学校との連携を図ったプログラムを開発し授業を行うこととしました。

プログラムの構想は、品川区が独自に実施している小中一貫教育における教科指導や教科を選択して学習するステップアップ学習の中で、ものづくりに関する学習活動を行うもの。具体的には、1~7年生では、生活科、理科、社会科、図画工作・美術科、技術・家庭科の教科を通して、紙飛行機や竹とんぼといったおもちゃ作りをはじめロボットの組み立てなど、ものづくりに対する興味・関心や基本的な技能を身に付けることができるようにします。

また、8・9年生では、個々の興味・関心に応じて特定分野の優れた能力や学ぶ力を伸ばしていくステップアップ学習の中で「ものづくりコース」を設定。そのコースを選択した生徒を対象に、電動スクーターや風力発電の仕組みを解明したり、ロボットコンテストにチャレンジしたりするなど、専門的な指導を通してものづくりへの興味・関心を一層高めるとともに、ものづくりの応用的な技能や創造力、探究心を養います。

さらに、品川区独自の学習「市民科」において、トップクラスの技術開発者からものづくりや科学技術についての必要性などの講義を聞く機会を設定するなど、自分の将来の生き方や職業などについても考えを深めます。

こうした品川区の考え方と、「地域に開かれた学校」「社会的貢献」を教育方針とする都立産業技術高等専門学校や東京都の考え方が一致し、今回の協定の締結に至りました。

調印式では、都庁会議室を会場に、両教育委員会の関係者や当該校の校長らが見守る中、品川区教育委員会長田正(おさだただし)教育次長と東京都教育委員会中村正彦(なかむらまさひこ)教育長が出席し、協定書に署名捺印の後、協定書を取り交わしました。

東京都中村教育長からの「ぜひ、八潮の学校から高等専門学校に進学してもらい、世界へ羽ばたくものづくりの専門家を育ててほしい」という話を受けて、品川区教育委員会長田教育次長は、「ものづくりは子どもにとって、夢のあるわくわくする学習。品川区はもともとものづくりの風土があり、次世代を担う青少年が科学技術に対する志を高めてもらいたい」と笑顔で応えました。