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杜松小 市民科で草木染め

更新日:2007年10月9日

杜松小 市民科で草木染め
10月6日、杜松小学校の5年生13人が品川区に残る伝統工芸について学ぶ市民科の授業で草木染めを体験しました。

講師は大井在住の藤山千春さん。藤山さんは、絹糸を草木染めし、その糸で着物・帯の布を織る仕事をしています。18歳の頃から仕事を習い、45年間続けています。

草木染めは、藍(あい)・日本茜・椿・楠・やしゃ玉・木の皮木の根・木の実など天然の植物を煮出し、糸を浸けて染め、媒染剤により発色させます。手織りは、はたおり機で布を織ります。織りの種類としては、つむぎ織り・かすり・など種々ありますが、藤山さんは名物織りの一種の「吉野間道」を復元して作っています。

藤山さんは日頃の苦労や努力について「縦糸を張るのに、1日かかります。また、1本の帯を織るのに、1週間かかります。ただ、自分で好きな色に染めて、好きな柄の帯を作ることができるので、とても楽しいです。」、また生活の中での伝統工芸ということで「やまももや、茜などの植物から、糸を染めています。身の回りにある草木を使って糸の色を染め、その糸を使って一本の帯を仕上げます。」と話しました。このほか「子どもの頃に、はたおり機を見たことがきっかけで、この職業に就きました。みなさんも、学校でたくさんのことを経験する中で、楽しく暮らしていけるように自分に合った仕事を見つけてください。」と子どもたちへメッセージを伝えました。

子どもたちは初め説明を聞いたときは「難しそうだな」と尻込みの様子。また、足の動かし方が難しく、糸のかけ方を間違えてやり直しをしなければならないなど苦労もありました。それでも藤山さんに一つ一つ手をとって教えてもらい、柄が表れてくるととても嬉しそうに笑顔を見せていました。