基本構想素案答申

更新日:平成20年1月17日

基本構想素案答申
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1月17日、基本構想等策定委員会が開催され、23人の委員を代表して、委員長の青山明治大学大学院教授から、濱野品川区長へ「品川区基本構想素案」の答申書が手渡されました。

これは、現行の基本構想が昭和63年4月に策定されてから約20年が経過し、区民と区との新たな共同指針として策定したものです。

策定にあたっては、変化する人口構成や社会経済環境などと、古くからの伝統や地域に根ざした区民活動など普遍的な価値を踏まえ、区民6,000人へのアンケートや区政協力委員へのアンケートを行いました。構想素案の案に対しては、11月11日~12月10日までパブリックコメントを実施。112件の意見が寄せられました。

6月8日から、公募の区民、町会、商店街、成人式実行委員会など区内関係団体、学識経験者、品川区副区長、教育長の20歳~80歳代まで23人で構成された品川区基本構想等策定委員会を設置。検討を重ね、本日答申の運びになったものです。

新しい品川区をイメージするキャッチフレーズは、区民から公募した92件の案を基に、品川区民の定住意向が89パーセントを越えることを加味して「輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ」に決定しました。

答申では、「暮らしが息づく国際都市、品川区をつくる」「伝統と文化を育み活かす品川区をつくる」「区と区民との協働で、「私たちのまち」品川区をつくる」の3つの理念と、「だれもが輝くにぎわい都市」「未来を創る子育て・教育都市」「みんなで築く健康・福祉都市」「次代につなぐ環境都市」「暮らしを守る安全・安心都市」の5つの目指すべき都市像を掲げました。

品川区はこの答申を受け、構想案を2月20日から開催する第1回区議会定例会に提出します。基本構想が策定されれば、平成20年度から構想を実現するための第四次長期基本計画を策定します。