八潮3小学校合同で詩の授業

更新日:平成20年1月26日

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1月25日、八潮、八潮北、八潮南の3小学校の子どもたちに、統合後の八潮学園の学園歌を作詞する予定の詩人、和合亮一(ワゴウリョウイチ)さんが詩の授業を行ないました。

今回の特別授業は、4月から八潮地区の3小学校、2中学校の5校が統合、新たな第一歩を踏み出す小中一貫校八潮学園の学園歌を作詞する和合さんが、作詞にとりかかる前に、八潮地区の子どもたちや保護者と交流を行い、その時に感じた想いを歌詞に活かしたいと提案し、実現したものです。

授業は、6~7人のグループごとに、まず、自分の好きな本から気に入った言葉を手作りの葉っぱ型のメモにそれぞれ書きとめ、その「言の葉(ことのは)」をグループの中で10ケ選んで発表。「八潮」、「青空」、「絆」、「光る世界」など多くの言葉が並びました。

続いて、子どもたちは、魚型のメモに「言の葉」から1人1つの言葉を選んで、その言葉を紡いで新しい八潮学園への詩を作成。和合さんは、子どもたちの書いたその詩を全て持ち帰り、春までに学園歌の歌詞を作り上げます。

中原中也賞や土井晩翠賞などを受賞し、現代詩のさまざまな可能性を求めて、朗読会など多岐にわたる活動を続けている和合さんから実際に詩の授業を受けた3校の子どもたち82人は、「言葉の魅力を感じた。絆という言葉に心を打たれた」「心に残った言葉は、命、希望」などと言葉の持つ魅力の世界に引き込まれていました。

八潮の5校は、2月16日に5校合同の閉校式を行い、4月には、小中一貫校八潮学園としてスタートします。