4月2日、ヘブンアーティストの大道芸人が、品川区で初めてのパフォーマンスを披露しました。

ヘブンアーティストは、東京都が、次代を担う人材が育つ環境を整えるために、審査により選定したアーティストに資格を与え、公共施設の一部を活動の場として提供する制度で、公開パフォーマンスにより、パフォーマンス部門126組、音楽部門28組の計154組が合格。大江戸温泉物語やお台場海浜公園などで、様々な活動を披露しています。

そのヘブンアーティストの新しい活動拠点として、しながわ水族館が4月から加わり、今日の初お披露目に登場したのは、テレビなどでも活躍しているバルーンMotoさん。会場となった親子で賑わうウッドデッキでは、何が始まるのかわからないために、最初はポツリポツリの集まりでしたが、Motoさんの軽妙なおしゃべりと巧みな技や観客の笑い声に次第に人が集まり、最終的には、およそ80人が、その大道芸に引き込まれていきました。圧巻なのは、Motoさんの肺活力で、パフォーマンスに巻き込んだ観客の男性たちが膨らますことのできないペンシルバルーンと呼ばれる細長い風船を5ケ同時に、鼻で、いとも簡単に膨らまし、また、ゴム手袋を割ってしまうパフォーマンスに大きな拍手が送られました。およそ1時間のMotoさんのパフォーマンスによって、次々に作り上げられた作品を受け取った子どもたちは、思わぬお土産に満面の笑顔を見せました。

今日を皮切りに、ヘブンアーティストたちは、松並木や四季折々の景色を背景に、しながわ水族館のウッドデッキで、それぞれの大道芸を披露していきます。