6月7日午後7時から、旧東海道で地元祭礼協賛会が主催する「おいらん道中」が行われました。これは、品川神社例大祭にあわせ、毎年行われているものです。

江戸時代、花街として栄えた品川宿を彷彿させるおいらん7人が、高張り提灯を先頭に、禿（かむろ）にふんした女子児童10人を従え、ご新造さんと一緒に旧東海道を情緒豊かにゆったりと歩きました。

豪華絢爛な衣装を身にまとい、高いげたを外側から内側に動かす独特の歩き方（外八文字）で、色鮮やかに美しく優雅に練り歩くおいらんたちを一目見ようと、沿道は多くの見物客でにぎわいました。

例年、悪天候に悩まされていた「おいらん道中」でしたが、今年は雨の心配もなく、ゴール地点の聖蹟公園では黒山の人だかりの中、順番に記念撮影を楽しんでいました。