品川区商店街の環境美化活動を立正大が調査

更新日:平成20年9月18日

商店街の環境美化活動を立正大が調査
商店街の環境美化活動を立正大が調査(勝男武士屋1)商店街の環境美化活動を立正大が調査(勝男武士屋2)
9月18日、立正大学文学部社会学科の堀田恭子研究室の3年生2人が「商店街における環境美化活動」の実態調査のため品川区の商店を訪問しました。これは、同研修室の学生およそ20人がチームを組んで商店街を訪問して調査・研究を行っているもので、品川区商店街連合会が協力をしたものです。

午前中は、宮前商店街会長で、婦人服店カワコシを営む熊沢弘さんを訪問。打ち水大作戦を始めたきっかけや効果を聴き取りました。
熊沢さんは、区役所や商店街連合会から依頼があって始めたが、商店街の連携を深めているだけでなく、今や恒例の行事として地域のサッカーチームや児童センターも一緒に活動しているなど、終始にこやかに答えていました。
また、通りの清掃活動について質問すると、自分の店の前を清掃するのは、商店として当たり前のことと説明し、学生には新鮮だったようです。

午後には、戸越公園駅南口商店会を乾物屋の勝男武士屋を訪ねました。
駅前の商店街らしく自転車の整理が大変など、商店街の実態を知りました。そのほか、質問は、通りの清掃、ごみのポイ捨て、区との連携など30分にもわたりました。

調査した戸張裕介さんは「それぞれの商店街で事情が違うので、びっくりしました。初めは環境のことと思って聞き始めたが、商店街の人のやさしさや、地域のつながり、人と人とのつながりを強く感じるようになりました」と話していました。

調査の結果は、後日環境美化マップを作成し、品川区商店街連合会に届けられます。