八潮わかば幼稚園 在宅子育て自主グループが食育講座

更新日:平成20年9月22日

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9月22日、区立八潮わかば幼稚園で、同幼稚園の施設などを利用している在宅子育て中の自主グループの皆さんが、区の栄養士による食育の講座を受講しました。

同幼稚園では、品川区が昨年から始めた在宅子育て中の保護者を支援するチャイルドステーションの一環として、5月から毎月2回ほど幼稚園の施設を開放して交流を図っています。グループは、現在、41組の登録があり、メンバーは、八潮地区だけではなく、近隣の南大井や東大井などからもバスを利用しての参加者もいます。

今回の食育講座は、雨天にも関わらず25組が参加しました。保護者は、およそ30分という短い時間でしたが、試食も含めて講座を視聴しました。その間、子どもたちは、初めて保護者から離れ、在園児が用意した「ハートのバッグ屋さん」「どんぐりのケーキ屋さん」「演奏会」などのお店やさんごっこを楽しみました。

食育講座では、子どもがミルクから離乳食へ、そして、食べ物に興味を持ってくる過程や偏食にならないような工夫のポイント、子どもと一緒に作れる食べ物の簡単なレシピの紹介や試食、寝ている間に低下した体温が朝食を摂ることによって上昇し、消化器系の活動が活発になることなどの説明がありました。

「孤食」や「個食」では心が寂しくなってしまうので、日々忙しい中でも、家族一緒にごはんを食べ、楽しく食べる子どもに育ててほしいという講師のお願いに、参加した保護者は大きく頷いていました。