区役所屋上庭園の田んぼで稲刈り

更新日:平成20年10月15日

区役所屋上庭園の田んぼで稲刈り
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10月15日、品川区役所屋上庭園の田んぼで、区立二葉幼稚園の5歳児の子どもたち18人が、稲刈りをしました。
これは、5月21日に子ども達が自分達で田植えをしたもの。
区役所屋上には、ヒートアイランドの緩和等を目的に庭園が設置されており、ボランティアの職員が水遣りなどの世話をしています。
この田んぼも、ボランティア職員手作り。大型プランターにビニールシートを敷き、土と水を入れた約12平方メートル。
平成18年から始まり今年が3度目の収穫。1年目は5Kg、2年目昨年は7.5Kgのもち米が収穫できました。

今日は、暑いくらいの良い天気。
子ども達は、ボランティア職員に「皆さんが植えた稲がこんなに大きくなりました」と説明されやる気充分。
「お米はどこに実っているのでしょう?」の問いかけには、「土の中」という珍回答もありましたが、稲穂から米をはずして見せてもらって、納得の様子でした。

子ども達は、稲刈りはもちろん鎌を見るのも初めて。ケガをしないように注意を聞いた後、早速軍手をはめて鎌を握り職員と一緒に稲を刈りました。

一束の稲でも子どもの力ではなかなか切れません。
周りの子ども達から「がんばれ」の声援が飛びましたが、刈り取れると「楽しかった」と満面の笑顔でした。
一人三株づつの予定でしたが、「もっとやりたい」と何回もチャレンジする子どももいました。
最後に刈り取って束ねた稲を自分の背よりも高い「はざかけ」にかけました。

今回収穫されたのは「モチミノリ」というもち米。今年は豊作で7~10Kg程度にはなります。今後、区のイベントなどでお餅にして振舞われる予定です。