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船で目黒川の橋めぐり

更新日:2008年10月19日

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10月19日(日)、しながわ観光協会が区内の隠れた観光資源を再発見するまち歩きイベントとして、「船で行く目黒川橋めぐり、しながわ水族館と品川歴史館」を開催しました。

これは、平成17年度に策定した「品川区観光アクションプラン」に基づき、18年度から年に3回実施しているまち歩きイベントの1つで、今年の第1回めです。目黒川にかかる21の橋の由来などの解説を聞きながら、いつもとは違う風景から新しい発見をしてもらおうと企画され、参加費3千円で公募したところ、定員の60人はすぐに埋まりました。

参加者は、天王洲の桟橋から乗船し、川筋変更により漁師町が分断され、両側を結ぶためにかけられた「洲崎橋」やゆらゆら動く橋がかかっていたことから「ゆるぎ(震動)はし」と名付けられたという説がある「居木橋」、大正時代まで、森永製菓工場が付近にあったことからつけられた「森永橋」など、それぞれの橋の由来などを聞き、新たな発見をしながら、京浜運河を通り、しながわ水族館の桟橋まで、およそ1時間30分の橋めぐりを楽しみました。水族館を見学した後は、歩いて品川歴史館を訪問しました。

品川歴史館では、現在、特別展「東京湾と品川~よみがえる中世の港町~」を開催中で、中世の港湾都市として栄えていた品川の姿を、国指定重要文化財「武蔵国品河湊船帳(称名寺所有)」や都指定文化財「紙本着色妙国寺絵図(天妙国寺所蔵)」などの資料展示を通して甦らせています。参加者は、特別展を見学し、自分たちが下って新たな発見をした目黒川と、その昔から栄えていた品川湊の情景をだぶらせていました。

目黒川は、区内を流れる2本の川の1つで、その流域には、縄文時代からの貝塚遺跡が発見されています。また、河口にできた品川湊は、室町時代から戦国時代にかけて、伊勢をはじめ、各地からの商船が入港して栄えました。しかし、近代工業の発展段階では、長い間、工場汚水やし尿浄化槽排水などの放流の結果、水質の汚濁度は国内の中小河川の中でも最高に近く、住民に嫌われていましたが、現在は、浄化対策の結果、水質は改善されています。また、更なる水質改善を目指して、今年度は、昨年、立会川で実施し、改善効果のあった高濃度酸素溶解水による水質浄化実験に取り組んでいます。